社長ブログ
2014年09月10日

まずは一歩。そしてまた一歩。

入社3ヶ月のSさん。
彼はおとなしい。
こんなことを言うと、怒られてしまいそうだが
とても営業ができそうには見えない。
社内のひととも、世間話をしている姿など見たことがない。
話をするのは、得意そうじゃない。
でも、営業職を希望して当社に入った。

そして今、当社発行の得プレふくしまの営業として、先輩に同行し、先日からはひとりでも動くようになった。
飛び込み営業もやりはじめた。

なぜ、彼に入社してもらったか。
「彼がうちの会社でキラキラするようになったら
なんかうれしいかも」
仕事を通じて、Sさんがもっと能力を発揮できるようになったら、いいなぁ。
それだけ。
すごい自分勝手なわたしの思いだけで、入ってもらった。

わたしのデスクからまっすぐ目を上げると、Sさんが部屋の先に見える。
Sさん、だいじょうふか?
思わす声をかけたくなるほど、
存在が静かだ。

昨日社内のミーティングが終わって
デスクに戻ると、Sさんがやってきて、こう言った。
「◯◯さん、掲載が決まって、今日午後打合せに行ってきます」

彼、はじめて自力で掲載を決めることができたのだ。
飛び込み営業だったそう。

わたしは思わず彼と握手をしてしまった。
「よかったね!」
握手なんてしなれてない彼は、
戸惑っただろう。
わたしの強さにくらべて
彼の握力は、ふわっとしていた。

いつか、彼がガッチリとわたしの手を握り返すようになればいいと思う。
自信をもって、自分の存在を示せる人になったらいいなぁと思う。

人はだれでも才能がある。
それをあぶり出して活かすのが
仕事をすることの意味だと思う。

まずは一歩。そしてまた一歩。
多少時間がかかってもいいから
前進していければいいと思う。


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