社長ブログ
2014年02月20日

仕事したては、空を飛んでるようなもの

瀬名秀明が「境界知のダイナミズム」で
小型飛行機の免許取得経験について書いた文章です。

空の上は三次元の世界だ。最初のうちは違和感の連続で、
どこに目を向ければいいのかさえわからない。
飛行機の動きが自分の身体と馴染めず、
気がつくと手ががちがちに固まっているということもしばしばだった。

安定させようとして押さえつけてしまうために、
かえって飛行機は安定性を崩す。
回復させようとしてさらに機体が揺れる、という悪循環に陥る。

「飛行機に乗ると、誰でも半分のインテリジェンスしか発揮できない」と
聞いたことがあるがまさにその通りで、
これに英語のコミュニケーションが加わると、
自分でも信じられないほど判断力が低下する。

 しかし訓練を重ねるうちに、少しずつ自分の身体から力が抜けてゆく。
操縦桿を強く握りしめる必要はない、
親指と人差し指でつまむ程度で構わない、と気づく頃には、
ようやく周囲の状況が見えてくるのだ。

ちょうどそれは、自分と機体の間で閉じていた世界が、次第に窓の外へ、
ラジオコミュニケーションの向こうへとひろがっていくような感じである。

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これを読んだときにイメージしたのは
会社にはいって仕事をし始めたときのこと。
いままで、同じ年齢とあるていど似た境遇に育った集団のなかで
すごしていたところから、会社や社会という
多様性の集団のなかに入るのは、
いままで地面ような二次元世界から空のような三次元世界に
ほうりだされたみたいな感じなのだと思います。

社会生活を日常化、習慣化していくのは、単なる慣れではなくて
感覚を再構築して新しい世界に適合していくことなのだと
瀬名さんは書いています。

きょうからまたインターンシップの学生が会社に来ます。
さて、楽しみましょう。


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