社長ブログ
2018年07月06日

ふくしまのいろ13  しおやさきとうだい

ふくしまのいろ13
しおやさきとうだい

そこに在るという安心感。命を守る白色
いわき市 塩屋埼灯台

白亜の灯台という言葉がよく似合う、いわき市のシンボル・塩屋埼灯台。
沿岸の灯台が白いのは、船舶交通の安全を確保する目的として白く塗装する決まりがあるからだ。
沖合の船にとって「白」は目印となる色なのだ。
塩屋埼灯台は福島県内の灯台の中で最も古く、明治32年に初点灯。
二代目となる現在の灯台は昭和15年に建てられた。
戦争で大きな被害を受けたが昭和25年に復旧している。
以来いわき沖を照らしていた灯台の灯りが、あの東日本大震災で被災し消えた。
約9カ月後に再点灯し、復興のシンボルとして灯火を照らし続ける。
身近な灯台が日常を取り戻したことで、安堵感を得たいわき市民も多かったはずだ。
灯台の最上部に登れば、遥か海上をゆっくりと進む船が見える。
いわき沖に浮かぶ船 の目印となる白は、かけがえのない命を守る色なのだ。
(取材協力:福島海上保安部・(公社)燈光会塩屋埼支所)


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