社長ブログ
2018年06月27日

ふくしまのいろ9  もりあおがえる

ふくしまのいろ9
もりあおがえる

小さなカエルに秘められた、生命の緑色
川内村 モリアオガエル

モリアオガエルの聖地として、全国的にも有名な川内村。
標高 842m の高地の周囲を広葉樹のミズナラが取り囲む平伏沼は、その繁殖地として国の天然記念物に指定されている。
モリアオガエルは、天敵のヤモリやヘビなどからわが身を守るため斑模様のある緑色をしている。
周囲と完全に同化してしまうため、地元の人もすぐに見つけることは困難だという。
川内村にはモリアオガエル管理監視員がおり、1匹1匹を大切に保護している。
空梅雨で沼が渇水しそうになると、木の葉に産み付けられた卵塊の下に水を張った発泡スチロールを置き、オタマジャクシになってから水のある沼に戻す。
それでもカエルになるまでに9割以上が捕食され、成体となることができるのは1割を切るという厳しい生存競争の世界。
木々に紛れて天敵をあざむく緑は、自然界を生き抜くためのたくましい知恵ともいえるだろう。
(取材協力:川内村教育委員会)


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