社長ブログ
2018年06月25日

ふくしまのいろ8  しみどうふ

ふくしまのいろ8
しみどうふ

冬の陽をたっぷりと浴びた大豆色
福島市 立子山の凍み豆腐

立子山の凍み豆腐、その天日干しの風景は福島市の冬の風物詩だ。
豆腐を製造 し急速冷凍させたものを保存熟成。
乾燥に適した西高東低の冬の気候になった頃に、天日干しを開始する。
原材料は大豆。凍らせた時(水分を含んでいる時)は、 濃いオレンジ色だが、乾燥するにしたがって色が抜けて白っぽくなり、大豆の色へと変わる。
凍み豆腐の良し悪しを決めるのはやはり色味。
「これはいい」という製品は、大豆の色に乾燥したもので、見た目も味も良く、食欲もそそるという。
寒くて天気がいいと乾燥が進み、白っぽい大豆本来の色をした大きくのびのびとしたなめらかな凍み豆腐ができあがる。
大正4年に製造を開始して以来、およそ百年の歴史をもつ立子山の凍み豆腐。
いまでは生産者の数が減ってしまったが、ここには決して失いたくない冬の風景がある。
それは美味しさを凝縮させた大豆色が連なる美しい風景だ。
(取材協力:元生産農家)


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