社長ブログ
2015年05月03日

「シブミ」とビジュアルコミュニケーション

ガー・レイノルズ著「プレゼンテーションzen」より
「シブミ」は人生の多くの局面に応用可能な原理である。ビジュアルコミュニケーションやグラフィックデザインに関していえば、「シブミ」は優雅な単純さ、明快な簡潔性、控えめな気品を表している。

「Wabi-Sabi Style」において、著者のジェームズ・クローリーとサンドラ・クローリーは、こうした日本人の美に対する深い理解について以下のように述べている。

「彼ら日本人の概念において、手の込んだ装飾や鮮やかな色彩は、最も下等な趣味という地位に追いやられている・・・手を加えすぎることには、何の知恵も創造性もいらない。最も上等な趣味は、きらびやかな色彩や派手な装飾を超越し、簡素で控えめな洗練の域に達している。これが「シブミ」の美しさである。「シブミ」とは意識的な抑制を通して、究極の趣味の良さを体現するものだ。それは「過ぎたるは及ばざるがごとし」という考え方の元祖である。控えめな配色、抑制の効いた、優雅な色使い、すっきりした構成・・・」


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