小児科専門医のお話 -郡山市 喜久田/小児科 ウイルス-

 

「ロタウイルス感染症」について

 

「ロタウイルス感染症」とは、ロタウイルスが原因で起こる

感染性胃腸炎のことを一般に言います。ロタウイルスは、

電子顕微鏡でみると車輪のような形に見えるので、

ラテン語で「車輪」を意味する「rota」から名付けられました。

主な症状は、発熱・嘔吐・下痢で、下痢は鼻をつく酸っぱい臭いがして、

米のとぎ汁のような白色調を呈するのが特徴です。

これは、便に色をつける胆汁の分泌が悪くなるためで、

別名「白色便性下痢症」とも呼ばれています。また合併症として、

まれに痙攣や脳症、腸重積症などが報告されています。

検査は、便の中にロタウイルスがいないかどうか調べます。

外来では迅速診断キットで検査することが多く、10分程度で結果がわかります。

治療としては、ロタウイルスに効く薬はなく、対症療法が中心になります。

合併症がなければ、通常嘔吐は1~2日で、下痢は1週間くらいで軽快します。

嘔吐で水分補給ができず、下痢が頻回で、

脱水症がみられる場合には点滴治療が必要になりますので、

そのような場合には早目に医療機関を受診しましょう。

また、ロタウイルスは感染力が強いので、便や吐物の後始末をした際には、

手洗いと消毒を十分に行いましょう。

■ さかい小児科クリニック

TEL.024-921-2216

郡山市喜久田町字上田向2-2(ヨークタウン八山田そば)

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*詳細は、まいみん彩(11月27日)発行をご覧ください。