ふくしま希望市場×mikttymama 〜 モルティ「まる、マル、ふくしま◎」

12/10(土)と12/11(日)の両日、13時からと15時から、
モルティ1F特設会場で「ふくしまのおいしいができるまで」トークショー
ふくしま希望市場(鏡石町)×mikttymama
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mikttymama(以下、m) 
今日は、全品検査をしてお野菜や果物、牛乳等を出荷していらっしゃる
ふくしま希望市場さんの取り組みをご紹介したいと思いまして
ふくしま希望市場の遠藤さんに来ていただきました!
いち消費者であり、3人娘を育てる私みきてぃママが、
不安に思っていることを遠慮なく聞いてしまいます。

ふくしま希望市場 遠藤(以下、遠藤)
はいはい、なんでもお聞きください。

m 
はい!早速なんですが、ふくしま希望市場さんは、どんなことをやっているんですか?

遠藤
はい。東日本大震災があって福島第一原発事故があり、
出荷停止や摂取制限が出され農家のほうも大変な打撃を受けました。
我々生産者側も、今回のことは別に生産者が悪いってわけじゃないんですけど
安全なものをお客さんにお届けしたいという当たり前の信念とプライドがあって。
じゃあ、自分たちで安全性をしっかりと確認した上で、
それを担保にちゃんとしたものを食べてもらおう、ってところから始まった、
インターネットショッピングサイトのことです。
ルートがわかってた方が、お客さんも安心なんじゃないかと。

m
私は、ふくしま希望市場さんのトップページをインターネットで見つけて
パソコンの前で号泣したんですよ。ありがたすぎて。
「あぁ、福島の生産者さんって、やっぱりふぐすまのひとなんだなぁ~」って妙に納得して。
国や県のモニタリング体制に丸投げしないで、今までもきっとこうやって、
安全でおいしいものを届けてくれてたんだろうなぁ、と感動しました。
モニタリングってきっとお金かかるのにねぇ。
いつから始まったんですか?

遠藤
今年の五月から始まりました。
地元の農家さんたちもやっぱり作ったものを買ってもらいたい。
じゃ、検査しようじゃないか!ってことで賛同してくれた農家さんが約50。
そのうちふくしま希望市場のサイトにアップされている農家は約20軒ちょっとあります。
今後、販売する農家さんを随時増やしていく予定です。

m
そうですか~。売上は順調ですか?

遠藤
可もなく不可もなく、といったところですけど、応援してくださる方は増えました。
それでも、福島産っていうだけで倦厭されてしまうのが現状ですし、なんとも、なんとも。
我々は、正直に、継続してやっていくことが一番だと思っています。

m
では、私たちの手元に届くまでに、どんな検査がされているんでしょうか?

遠藤
では、パネルを使ってご説明させていただきます。

m
独自に設けた基準が、50ベクレル。
国の暫定基準と比較すると1/10ですが、50ベクレルにした理由は何ですか?

遠藤
非常に言いづらいのですが、正直言いまして国の暫定基準である500ベクレルは
とてもじゃないけども甘すぎると思っています。
農家は放射線の専門家ではありませんから、自分たちで基準を設けるのは困難であって、
ある程度は国の言うことに従う他ないのですが、より厳しく制限するべきである
という認識を持って、独自の基準を設けています。

m
なるほど。民間の分析会社に依頼しているのはどうしてですか?

遠藤
それは、第三者機関からの目っていうのが必要なんじゃないかと思ったためです。
私らのところで測っただけだと、どうしても「ほんとかな~」という疑問がでてきます。
僕も、食べる方だったら疑ってかかるかもしれない。
他で測ってもらって、分析結果をネット上で皆さんにご報告することで、
より安心を買ってもらえるのではないだろうかと。

m
それは、国とかから言われたことではなくて、自主的にですか?
1検体当たり2万円とかかなり高額な費用がかかると聞いたことがあるのですが…。

遠藤
はい、もちろん国から指示されたことではなく、僕らが考えて自主的にやっていることです。
少しでもお客様に、安心を買って頂きたいですからね。

m
ところで、よくいろんなところでNDとか、不検出とか聞くんですが、
希望市場さんは不検出ってどのくらいですか?

遠藤
分析会社においての不検出は10ベクレル以下です。
これは、計測する機械の精度や、どのくらい時間をかけて測るかによっても違ってきます。
チェルノブイリ原発事故の後、被害の大きかったベラルーシ共和国での
子どもが食べてよいものの基準値は37ベクレルだそうですから、
不検出は0ではないにしても、十分な基準を満たしていると思っています。
畑によっても違うんですが、福島の土壌は割と粘土質なので
その部分に放射性物質を吸収してくれるお蔭で、
野菜自体には出にくいってこともあるのです。

m
やはりプロに聞くと、いろいろわかるものですねぇ。
ところで、二本松市の一部の田んぼで、500ベクレル前後の米が出来たと
テレビでやっていました。希望市場さんのお米はどうでしょうか?
鏡石あたりは線量も低いようなんですが。

遠藤
10/15現在のデータでいいますと、希望市場のヒトメボレの検査結果ででました。
白米、玄米ともに不検出、という結果でした。
今後のコシヒカリ、ミルキークィーンも同様に検査の上販売を予定しております。
福島の米は、本当にうまいですからね!

m
検査について何ですが、分析会社さんでやっている検査のみですか?
畑って広いし、どこも同じ線量じゃないし、検体が少ないっていうのは
すごく不安な要素のひとつでもあるのですが・・・。

遠藤
ふくしま希望市場では、注文が入って発送の際、集荷した商品全て、
毎回一品ずつベクレル計という簡易測定器で検査しています。
このベクレル計の検出限界値も10ベクレル以下で、手間はかかりますけど
お客さまに安心して買って、食べてもらえるのならそれでよし、です。

m
すごい!希望市場さんのような食のプロ集団がおつくりになっているものなら
是非、食べて応援したいです。
ただ、小さな赤ちゃんがいるお母さんやなんかは、
10ベクレルでも気にされる方がいると思うのですが、
折角検査されているのならばもう少し精度を上げた「乳児用・超安心野菜」
みたいなカテゴリーを作っていただけると母としてはもっとありがたいと思います。
ふくしま希望市場さんのようなやり方が、福島のあたりまえの姿になったら、
風評なんてすぐになくなるんのではないでしょうか。
ぜひ、県でもこうした取り組みをしてほしいですね!
学校給食とかに卸してもらえるといいかもしれません。

遠藤
はい。消費者の方がどんなところを不安に思ってらっしゃるのか、
なにせ僕らも初めてのことですから、ベストではないかもしれないけども、
ベターな方法を試行錯誤しながら前に進んでいる状態ですので
いろいろと教えて頂けると助かります。
福島産への不信感っていうのは、そう簡単に払拭できることではなくて、
やっぱり作る人と食べる人が連携してやっていかないといけないと思うんですね。
一方通行では、どっかずれてきちゃう。
僕らも、こうした状態で無理矢理食べてもらおうとはだれも思ってなくて、
いや、もちろん食べてもらえるに越したことはないんだけど、でも
安全なおいしいものを作って、安心を買ってもらいたいという気持ちは強いんのです。
応援してくださる方たちのニーズに少しでも応えられたらいいのではないかと。
そんなわけで、今後ともふくしま希望市場をよろしくお願いします。

m
感動しました!遠藤さん、福島人の鏡ですね!
ふくしま希望市場の遠藤さんでした。ありがとうございました!

ただいま、モルティでは、クリスマスフェア開催中!

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